2012-07-13

363日

皆さんお元気ですか。僕らが住んでいる長野はすっかり麦秋の季節となりました。収穫を迎える麦畑と青田の鮮やかさに,目が奪われてしまいます。畑に植えたスイカ,トウモロコシも大きく育っております。畑脇に植えたタラノキも,枝にトゲトゲがはえてきました。ここ長野は作物が育ち,豊穣の季節に入っていきます。これほど四季折々が美しい場所も,そうはないでしょう。

ということで充電完了です。僕らは東京に戻ります。唐突ですが,戻ることに決めたのです。この1年でたくさんのことを学びました。チビはスキーと乗馬ができるようになりました。また,勉強時間の管理もできるようになりました。朝5時におきて勉強するスタイルで頑張っています。チビにとっては大きな飛躍となりました。

僕はチビほどではありませんが,留学時代にのめり込んだスノーボードを再開し,自転車を購入し,心肺機能のアップを心がけました。それに冬山は格別でした。GPSと地図を頼りに,誰もいない冬山に分け入っていくだけで加藤文太郎の世界でした。吹雪いた後,唐突に訪れるしんと静まり返った世界が,とても好きでした。

50歳という区切りの良い年齢で,長野で充電できたことは,次の10年間を考える上で適度な冷却期間となりました。今後は,しばらく,東京で生活することになると思います。疲れたら別所温泉・晴山に行く事にしましょう。晴山のご主人は,大学時代にレスリングをしていて耳が湧いています。耳が湧いている旅館の主人はめったにいないので,これだけでも行く価値はあります! おまけにペット可です。すごくないですか?

まあしかし,昨年の今頃は長野へ向けた引越しで大変だったのですが,今度は東京へ戻る準備で大忙しです。この1年で使用しなかったものは,思い切り捨てたり,あげたりして,断捨離モードです。本当に必要な物しか手元に残らないのが,引越しの醍醐味だと思います。年を重ねると,どうしても欲しい,とっておきたいという品物が少なくなります。引越しの度に,いらないものを捨てていくのも,贅沢の一つかもしれません。ということで,また東京へ戻ります。東京の次はどこへ行くのでしょう。それはマジで,僕らにも分かりません。それでは良い週末を。

太郎山から虚空蔵山への縦走。誰にもあわなかった。
新調したバートンのボード。
チビと僕のアンカー。
車の窓から外を眺める愛犬
オーガニックなカフェ 山笑
長門牧場ノーサイドにて,モンゴル乗馬を楽しむ。
車山の草原。
何はなくても「旅館晴山」の源泉かけ流し。