2012-03-25

エフェクター研究の最先端

桑江講師がコンビーナとなって企画したワークショプです。
ワークショップ2(WS2)【混合型】※一部公募
日時:2012年3月27日(火) 13:30~15:30
会場:第2会場(長崎新聞文化ホール:2階 大ホール1/2)
エフェクター研究の最先端
コンビーナ:
演者:
桑江 朝臣(北里大学)
桑江 朝臣(北里大学)
日吉 大貴(大阪大学)
芦田 浩(東京大学)
古谷 綾子(茨城大学)
矢原 耕史(久留米大学)
久堀 智子(大阪大学)
【概要】三型分泌装置および四型分泌装置はともにグラム陰性菌に保存されているタンパク質分泌装置で, エフェクターと呼ばれるタンパク質群を菌体内から宿主細胞内に直接注入する機能をもつ。多くの場合, エフェクターは病原性に重要な役割を果す。エフェクターを分泌するシステムはヒトを含めた哺乳類に感染する動物病原菌のみならず, 植物病原菌にも保持され,さらに病原菌とは定義されない共生細菌にも保持されていることがわかってきた。本ワークショップではエフェクターについてより幅広く理解するために, 動物病原菌, 植物病原菌, 共生細菌のエフェクターについて最新の研究結果を演者に述べていただき, エフェクター研究の成果を感染症克服に結びつけるためには今後どのような研究展開が必要であるかを考察する場を提供したい。