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福島と茨城の「一部の地域」で作られている牛乳,農作物でヨウ素131が検出されました。ところが多くの報道ではこの「一部」という点は強調されていません。マスコミはインパクトファクターをあげることに躍起になっているのでは。。。マスコミ本来の使命は,情報を「正確」に伝えることであると思います。CNSクラスのインパクトがなくても,実直に報道を続ける姿勢が重要だと思います。特にマスコミによる風評被害だけは勘弁してほしいですね。「一部の地域」と明言しないだけで,確実に福島と茨城全体の農作物に大打撃を与えてしまったのですから。ちなみにヨウ素131の半減期は8.04日で,セシウム137は約30年です。放射性物質には半減期があることも,きちんと報道すべきでしょう。しかし,某雑誌の特集が「東京に放射能がくる」ですから,このような表現がスルーされてしまうこと自体,今のマスコミにはリテラシーが欠如していると思います。「インパクト狙いの下世話なタイトルである」のは,間違いないでしょう。
付記: 某誌「○エラ」を筆頭として,マスコミ各社には「あなたがたの情報は被災地の方々も見ている」ということを忘れないでほしい。