年を重ねると,何かを購入しても「うわ,嬉しい!」という感動があまりありません。しかし今回のマックは,LCとかQuadra700,あるいはIIcxを購入したときぐらいの感動がありました。マックだけでも確実に150万円以上はつぎ込んでいます。。。まあでもQuadra 700の定価が100万円以上していたので,しょうがないですね(それを40万円台で買ったときはすごく嬉しかった)。
MacBook Air 11 (MBA11)のCPUパワーは今ひとつですが,重さは1キロで,起動時間はたったの16秒ですから新次元です。これまでのマックは重いので,一時,バイオ + Windows Vistaに逃避したことがあったのですが,起動時間のあまりの遅さに仕事には使えないと判断しました。そのような曲折を経て今回のMBA11ですから,「長かったね,ここまでの道のりは」と,マシンに声をかけたくなるぐらいです。重さを克服したので,当分はウインドウズマシンに目移りすることはないと思います。しかも高速スクランブル発進ですから,書類作業がメインなら主力マシンとしても十分使えるはずです。
ということで,iWork, Office Mac 2011をインストールしました。それと,使用頻度の高いGoogle Chrome, Simplenote, Dropbox, Evernoteもダウンロードして,インストールしました。
起動時間が速いことから,SSD技術はアップルのデファクトスタンダードになるかもしれませんね。さらに旧MBA13では少し付加をかけるだけでもファンがうるさく回りましたが,今回のバージョンはファンの音がしないのですこぶる快適です(註)。アップルの製品は,単純にスペックをあげていくのではなく,これからのコンピューターのありかたを変えていく革新的な技術を投入してくるので,いつも新しい感じがしますね。
註)これまでのMBA13もSSDでしたが,今回のアップルSSDは,何故,高速起動なのか疑問。また,何故,熱くならないのかも疑問。まあでも結果的に嬉しいのですが。。。