MBA11を購入して以来,すっかりiPadの出番は少なくなりました。しかーしPDF閲覧は,iPadのほうが目の前に画面を近づけることができるので,遠視の私にとって便利。また,iAnnotate PDFという便利なアプリがあります。注釈をつけることができて,注釈付きのファイルをメールで送信可能。iAnnotateは随時バージョンアップしているので,そのたびに使いやすくなっています。私の場合,このソフトのためにiPadがあるといっても過言ではありません。
しかし,iPadが得意とする電子書籍のコンテンツがあまりに少ないから,このままではどうかと思いますね。あと,ちょっと重たいかなあ。先日,寝ながらiPadで本を読んでいたのですが,うとうとしてきたところでiPadが前歯に落ちてきて,すごく痛かった。今までポリカーボネート製のカバーをつけていたのですが,本日,外しました。少しでも軽くしたいからです。
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PDFはPapersというソフトで管理していますが,元ファイルのPDFをDropboxに放り込んでいるので,母艦のマックとMBA 11のファイル同期が可能です。PDFのライブラリーが一つなので迷うことがなくなりました。また,プレゼン用のファイルは9割ぐらい作ったところで,実際に声に出して最終バージョンを作っていくのですが,プレゼン用ファイルも同期しているので,2台のコンピュータでどちらが最新ファイルか?なんて悩む必要がなくなりました。
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まあでもDopboxだけでは不安なので,Time Machineというバックアップソフトを使用しています。先日,25 GBの画像のライブラリーファイル (iPhotoライブラリー)が,バージョンアップを行っているときにクラッシュしたのですが,Time Machineで2日前のライブラリーファイルに戻って事なきを得ました。マック本体が壊れてもTime Machineにはハードディスク丸ごとのクローンが入っているのですから,マシンを新規購入しTime Machineから復元すれば,まったく同じ環境で仕事をスタートすることが可能です。
便利な世の中になりましたが,論文作成と提出後のレフリーとのやりとりは,以前よりも厳しくなった感じがします。結局は便利になった分だけ,めんどくさいことも増えているわけで,論文一つに投入する研究費は,膨らんでいるのが現状です。じゃあ,昔のほうが良かったのか。まあそんな後ろ向きなことを考えてもしょうがないので前に進みます!