2015-10-13

ファストパッキングに向けて:レイヤリング再考

レイヤリングについてのアップデートはコチラになります。

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以前のブログでも紹介しましたが,ファストパッキングに向けて,レイヤリングの軽量化を行っております。これまでは以下のようなレイヤリングでした。

1. ドライレイヤー(ドライナミックメッシュ,ミレー)
2. ベースレイヤー(ACTIVES MERINO ZIP TOP,ホグロフス)
3. ミッドレイヤー(ドラウトセンサー,ファイントラック)
4. ミッドシェル(ニュウモラップ,ファイントラック)
5. アウターシェル(ストームクルーザージャケット,モンベル)

今回,ミッドシェルとアウターシェルをストライクジャケットに統一してみました。前回のブログでも取り上げましたが,ストライクジャケットは 130 g という驚異的な軽さのレインウエアです。しかも透湿性にも優れているので,ニュウモラップとストームクルーザージャケットの機能をこれ一本に絞りました。

【気になったこと】ニュウモラップはファイントラック製品に共通する「リンクベント」と呼ばれるベンチレーターが付いています。しかし,他製品のジャケットのポケット部分と同じような位置についているので,ポケットに入れたと思った小物が地面に落ちてしまったことがありました。他のジャケットと混在するような山行では注意が必要です。メッシュをつけるなりして,ポケットと明確に区別できるよう改善して欲しいですね。

ドライレイヤーにはすっかり定番となったドライナミックメッシュの長袖がリリースされたので,これを買いました。また,ベースレイヤーは ibex のメリノウールにしてみました。肌触りも良く,個人的にはこちらの方が良かったです。また,磐梯山は風が強いので,ミッドレイヤーもフードのついた Alpha Houdi にしました。

1. ドライレイヤー(ドライナミックメッシュ長袖,ミレー)
2.  ベースレイヤー(FDインディ,ibex)
3.  ミッドレイヤー(Alpha Houdi,HOUDINI)
4.  アウターシェル(ストライクジャケット,ノースフェイス)

結論として,春先や秋にかけてはストライクジャケットを利用することで,快適に軽量化できると思います。ただし,全体的にタイトな作りになっているので,厚手のインシュレーションジャケットは着にくいと思います。より厳しい環境のときには(とは言っても厳冬期は除きますが),ニュウモラップやストームクルーザージャケットの方が良いかもしれません。また,長袖もラインナップに加わったドライナミックメッシュは,オールラウンドで使える鉄板的なドライレイヤーで,一番のお気に入りです。このような組み合わせで,汗をかいても身体は冷えることなく快適でした。

前回の内容と重複する部分があるかと思いますが,画像を載せておきますね。

追記:ストームクルーザージャケットは本来レインウエアなので,積雪期の山行にはモンベルならダイナアクションパーカが良いと思います。個人的には,MHWのクエーサー II ジャケットにも興味があります。新作が出ると,ついつい悩んでしまいますね。。。