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その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。磐梯山にて。 |
アルコールストーブについて前回のブログで取り上げましたが,実際に日帰りの磐梯山にて使用しました。また,ファストパッキングの道を目指して,ノースフェイスのストライクジャケットも試しました。
僕が購入したストーブはモンタナの小さなガレージメーカーが作っているWhite Boxという製品です。実はアルコールストーブは今回が初めての利用になります。
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ウインドマスターとアルコールストーブの比較。 |
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クッカーに全部入る大きさです。 |
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磐梯山にてWhite Box ストーブを試しました。風の強い場所でも付属の風防を利用することで,問題なく動作します。カレーヌードルなのにフォークを忘れました。。。 |
結果を最初に述べると,58 g の重さに全て尽きます。火力がどうのとかは,二の次です(笑)まあしかし,山の強い風が吹いているなかできちんと動作するのか疑問でした。実際,SOTOのウインドマスターなら 400 ml の水はあっという間に沸くのに,この白箱ときたら,ジリジリ火力が上がって,7分ぐらいでやっと沸騰しました。しかし,この沸騰したということが嬉しかったです。だって,本体は30 g しかなく,壊れるような部品もありません。これで沸くのかっていう疑問のほうが多かったので,大満足です。
しかし,アルコールの炎は見えにくいので,注意が必要です。明るい野外だとほとんど目視できないと思います。この辺の慣れは必要ですね。また,驚いたことに,いったんついた火は消すことはできないのです。どこまでもやんちゃです。30 ml ぐらいで 400 ml ぐらいの水が湧くので,使っているうちにこの辺のさじ加減もわかってくると思います。
ガソリンストーブからガスに変えたときに随分軽くなったと感じたのですが,アルコールストーブは神レベルの軽さです。ファストパッキングを目指しているのなら,使わない手はないと思います。これで調理まわりはかなりの軽量化ができました。
次にウインドストッパーとレインウエアあたりを軽くしたいと思いました。そこで,ノースフェイスのストライクジャケットの登場です。これまでは,ニュウモラップを使用していて雨が強くなるとストームクルーザージャケットを着用していました。しかし前者が 250 g で後者が 257 g となり,合わせて 0.5 kg というのはちょっとどうかなと思いました。
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オレンジとブルーのツートンカラーです。今一つのカラーリングかもしれませんが1980年代のスキージャケットみたいで気に入っております。やはり山で使用するのは,視認性が良いレインウエアが良いと思います。 |
そこで,ノースフェイスのストライクジャケットを試しました。重さはなんと130 g です。カシャカシャ感はありますが,羽織っていないかのような重さに惹かれました。今回の磐梯山は雨が降らなかったのですが,強い風が吹く稜線上で試しました。ムレがほとんどなく,快適でした。
ウインドストッパーとレインウエアを一つにまとめる選択肢として,ストライクジャケットも良いかもしれません。
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今回の山行ではアルコールストーブはいらなかったのですが,ファストパッキングを目指しての装備を考えてみました。MIwok 34,ストック,水 1L を含めて,約 5 kg となりました。小屋泊まりを想定してのパッキングでした。 |
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この風景を目指して多くの登山者で賑わってました。 |
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頂上は強い風が吹いてましたが,目の前に広がる風景は圧巻でした。 |