月曜日から本日まで,学内の研究集会が開催された。
はっきり言って,とある人物のしょうもない質問・コメントの嵐で,品格を欠く内容になってしまった。この日のために一生懸命練習を重ねてきた学生もいたはずだ。こういった輩が増えると徐々にサロン的な雰囲気になって,結局は若い研究者が離れることになる。いや,もう離れようと決心した方もいるのではないか。
さらに学術的イベントに同窓会的な雰囲気で,OB,OGが参加することにも,私は基本的に反対である。まあ多くの先生方が賛成なので,敢えて異論を挟みたいが,私はサロン的な雰囲気が嫌いである。学内の学術集会は若い研究者の切磋琢磨する場であって,拡大していくことで,どんどん希薄化されていく感じがどうしても否めない。3日間の集会で学生・若手研究者が本当に触発されたのか,モティベーションがあがったのか,大いに疑問を感じた研究集会であった。若手研究者がいわば外に出るために,内輪で真剣勝負を行う。これからは,そういった場になるようにアクションを起こしていきます。ということで,学生さん,若手研究者の皆さん,これからも参加して下さいね。