2010-11-27

インターラボセミナー終了

日本細菌学会関東支部より支援されております「インターラボセミナー」が,無事に終了致しました。このセミナーは若手研究者の活性化を目的として,異なった研究組織がセミナーをオーガナイズし開催するものです。今回の世話人は,北里大学大学院感染制御科学府免疫機能制御学研究室の江口正浩さん,当ラボの桑江朝臣さん,慶應大学医学部微生物学教室の永井武さんでした。

参加者は上記ラボ以外にも,生方研や薬学部岡田先生のところからも出席され,また企業からの出席者もありました(M治ホールディングスのT中さん,お菓子ありがとうございました!)。こぢんまりとしたセミナーでしたが,ほんとうに楽しむことができました。また,特別セミナーとして,小安研の白木さん,岡田研の羽田さん,そして桑江さんによる留学体験談があって,これが非常に良かったですね。細菌学会でもこのような企画があれば面白いと思いました。

昨日,私は一介の研究者として参加しましたが本当に新鮮でした(何のオブリゲーションもなく参加できたので)。発表者からはもう少し時間が欲しかったという意見もありましたが,そんなエネルギーがセミナー終了後の情報交換会にも満ちあふれていました。情報交換会が終わった後,私のラボで2次会。そのあと大学前の正統なるバーにて3次会。3次会には私を含めて4人で行きましたが,マスターの荒関さんが作るカクテルは至高! 私は既に酔っていたので,カシャサベースのカイピリーニャを軽く楽しんだ後,カンパリオレンジをオーダーしましたが,マスターがアペロールを使ったカクテルもおいしいですよとすすめてくれたので,それにしました。最後まで残った羽田君は,アペロールに白ワインそれにソーダを入れてすっきりさせたスプリッツというカクテルで締めくくりました(カクテルの名前とかは,どんなに酔っていても一発で覚えますね)。

ということでお店をでたのは,午前2時頃でした。久々に酔っ払って自宅にもどって愛犬に吠えられながらも,気持ちよく眠ることができました。

みんなありがとう。

2010-11-24

初戦敗退

先日のブラジリアン柔術,ヒクソン杯は惨敗でした。惨敗というよりは完全な準備不足でした。初戦敗退です。敗因は試合開始早々,右足をつってしまったことです。

これまでの試合では会場にいくとすぐ計量があって,クリアすればOKでした。しかし今回の大会では,試合直前に計量がある方式でした。私は会場に入ったら計量がすぐあると思って,4キロほど走って汗を流してしまったのです。普段ならこのあと計量を行い,試合がはじまるまで水分補給を充分にして備えるのですが,今回は「試合直前の計量」が気になって水分補給がままなりませんでした。このスタイルは今後主流になるのかもしれませんが,完全に調子が狂いました。

やや水分が足りない感じで試合会場に入ったときには,ふくらはぎに違和感がありました。急いで水分を補給しても時すでに遅し。さて試合です。私は引き込んで相手の胴をはさみクローズドガードの状態にもちこみましたが,突然,右足がつってしまいました。私のガードが緩んだので,相手はパスガードを敢行し,あっけなくパスされてしまいました。私の方は激痛に耐えながら,右足が回復するまで時間を稼ぎます。中盤で三角締めの体勢に入りますが,足が痛くて極まりませんでした。僕の方が弱ったから負けたのですが,ちょっと悔しいです。

試合でしか感じることができない緊張感,恐怖感があります。緊張感と恐怖感をどのように手なずけていくのか,この競技が好きな理由です。次回からはもう少し体重を落としてから試合に臨みたいと思います。現在の体重は,終わった後,ビールを飲み過ぎたので62キロぐらいです。計量で無用なストレスを感じないためにも60キロを維持したいと思います。

また,はじめからです。

2010-11-18

すべてをだしきる

今週土曜日は,ブラジリアン柔術のヒクソン杯です。すべてはこの日のために練習してきました。これまでフェザー級で試合に出ていたのですが,今回は階級を落としてスパーフェザー級でエントリーしました。そのために5月の後半から,約10キロ体重を落としました。

ブラジリアン柔術は柔道をベースにしていますが,投げられても試合は終わりになりません。制限時間のなかでタップを奪った方が勝利となります。また,柔道ならきれいな投げをうって一本で終わるところが,ポイント2点が加算されるのみで試合は継続していきます。むしろ投げよりも,マウントポジションやバックをとったら4点でポジショニングに重きがおかれます。タップアウトできなかった場合は,ポイントの加算で勝敗がきまります。柔道では引き込むことは禁止されていますが,ブラジリアン柔術は引き込みOKで進んで寝技,関節技を誘うことも可能です。

本来なら夏の大会に出る予定でしたが,肋骨を折ってしまい今まで長引きました。まあでも骨折のおかげで,みっちり走り込みました。走ると体重も落ちてきて,体重が落ちると体が軽くなり,走るのがさらに楽しくなっていきました。そのため10キロ減量したという苦痛はまったくありませんでした。

土曜日にすべてを出す。それだけです。

つれづれなるままに

MBA11を購入して以来,すっかりiPadの出番は少なくなりました。しかーしPDF閲覧は,iPadのほうが目の前に画面を近づけることができるので,遠視の私にとって便利。また,iAnnotate PDFという便利なアプリがあります。注釈をつけることができて,注釈付きのファイルをメールで送信可能。iAnnotateは随時バージョンアップしているので,そのたびに使いやすくなっています。私の場合,このソフトのためにiPadがあるといっても過言ではありません。

しかし,iPadが得意とする電子書籍のコンテンツがあまりに少ないから,このままではどうかと思いますね。あと,ちょっと重たいかなあ。先日,寝ながらiPadで本を読んでいたのですが,うとうとしてきたところでiPadが前歯に落ちてきて,すごく痛かった。今までポリカーボネート製のカバーをつけていたのですが,本日,外しました。少しでも軽くしたいからです。

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PDFはPapersというソフトで管理していますが,元ファイルのPDFをDropboxに放り込んでいるので,母艦のマックとMBA 11のファイル同期が可能です。PDFのライブラリーが一つなので迷うことがなくなりました。また,プレゼン用のファイルは9割ぐらい作ったところで,実際に声に出して最終バージョンを作っていくのですが,プレゼン用ファイルも同期しているので,2台のコンピュータでどちらが最新ファイルか?なんて悩む必要がなくなりました。

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まあでもDopboxだけでは不安なので,Time Machineというバックアップソフトを使用しています。先日,25 GBの画像のライブラリーファイル (iPhotoライブラリー)が,バージョンアップを行っているときにクラッシュしたのですが,Time Machineで2日前のライブラリーファイルに戻って事なきを得ました。マック本体が壊れてもTime Machineにはハードディスク丸ごとのクローンが入っているのですから,マシンを新規購入しTime Machineから復元すれば,まったく同じ環境で仕事をスタートすることが可能です。

便利な世の中になりましたが,論文作成と提出後のレフリーとのやりとりは,以前よりも厳しくなった感じがします。結局は便利になった分だけ,めんどくさいことも増えているわけで,論文一つに投入する研究費は,膨らんでいるのが現状です。じゃあ,昔のほうが良かったのか。まあそんな後ろ向きなことを考えてもしょうがないので前に進みます!

2010-11-14

テクニシャン募集中

北里大学大学院感染制御科学府・細菌感染制御学研究室では,現在,テクニシャンを募集中です。詳細につきましては,こちらまでどうぞ。

2010-11-13

Sync, Sync, Sync!

先日,10年越しの論文がやっとアクセプトされました。僕のなかでもっとも時間がかかった論文でした。カラー図版で2,200ドルぐらい取られますが,ちょっと複雑なグラフや構造活性相関についての図解もあるので,カラーで作成したほうが解りやすいかと。。。この熟成された?論文については,オンラインに掲載されたときにお話ししたいと思います。

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先日,MacBook Air 11(MBA 11)を購入しました。僕は貧乏性なので,母艦のマックとMBA 11のファイルが同期していないと,なんとなく気分が悪いのです。そこまで同期していなくても一向にさしつかえないだろうと思っていましたが,先日,相模原の理学部に研究の打ち合わせにいったときに重要なファイルを母艦マックに忘れていました。iDiskはトラブル続きで同期がうまくできないので,思い切ってDropboxの50 GBを購入しました(註1)。頻繁に使用するファイルはDropboxにおくことで,何処のコンピュータからでも最新のファイルにアクセスすることが可能です。ということで,しばらくはこの環境でいきたいと思います。

(註1)無償版は2 GBですが,あれこれ試すのには良いかも知れません。Dropbox以外にSugarSyncもありますね。こちらもほうは無償版が5 GBです。併用すれば7 GBまでが無料で使えますね(笑)。

2010-11-10

本日はreviseした論文を電子投稿しました。電子投稿はどの出版社も初めからPDFフォーマットで提出するようなシステムにして欲しいですね。ワードファイルで投稿したものがPDFに変換される過程で,微妙に行間を調整されたために,レフリーのコメントにこたえた部分(ページ数と行数を明記した)について訂正を行いました。ページ,行数を明記していても,それが微妙にずれていたら,レフリーがイラッとくるかもしれませんので危なかったです。

最初からPDFで提出するようなシステムにすれば,こんなことにならなかったはず。また,図についても変換される過程でジャギーになったり,最後まで油断はできませんね。

あとは,本日,iDiskがトラブって同期がうまくいきませんでした。Dropboxでは滅多におこらないことが,お金を払っているiDiskで起きるのはちょっとどうかなと思います。いっそのことiDiskのスペースをDropboxに移行できれば良いのだけれど。

論文管理はPapersでしていますが,PDFのライブラリーをDropboxに保存しておいて,母艦マックとMBA 11でPDFの共有を行いました。もしかすると同期で変なことになるかも知れませんが,今のところ順調です。

同期やバックアップはきちんとすべきですが,そのバックアップのシステムでおかしくなって,時間だけがだらだらと過ぎていきました〜。

2010-11-08

MacBook Air 11

MacBook Air 11インチがきた!

年を重ねると,何かを購入しても「うわ,嬉しい!」という感動があまりありません。しかし今回のマックは,LCとかQuadra700,あるいはIIcxを購入したときぐらいの感動がありました。マックだけでも確実に150万円以上はつぎ込んでいます。。。まあでもQuadra 700の定価が100万円以上していたので,しょうがないですね(それを40万円台で買ったときはすごく嬉しかった)。

MacBook Air 11 (MBA11)のCPUパワーは今ひとつですが,重さは1キロで,起動時間はたったの16秒ですから新次元です。これまでのマックは重いので,一時,バイオ + Windows Vistaに逃避したことがあったのですが,起動時間のあまりの遅さに仕事には使えないと判断しました。そのような曲折を経て今回のMBA11ですから,「長かったね,ここまでの道のりは」と,マシンに声をかけたくなるぐらいです。重さを克服したので,当分はウインドウズマシンに目移りすることはないと思います。しかも高速スクランブル発進ですから,書類作業がメインなら主力マシンとしても十分使えるはずです。

ということで,iWork, Office Mac 2011をインストールしました。それと,使用頻度の高いGoogle Chrome, Simplenote, Dropbox, Evernoteもダウンロードして,インストールしました。

起動時間が速いことから,SSD技術はアップルのデファクトスタンダードになるかもしれませんね。さらに旧MBA13では少し付加をかけるだけでもファンがうるさく回りましたが,今回のバージョンはファンの音がしないのですこぶる快適です(註)。アップルの製品は,単純にスペックをあげていくのではなく,これからのコンピューターのありかたを変えていく革新的な技術を投入してくるので,いつも新しい感じがしますね。


註)これまでのMBA13もSSDでしたが,今回のアップルSSDは,何故,高速起動なのか疑問。また,何故,熱くならないのかも疑問。まあでも結果的に嬉しいのですが。。。

2010-11-07

InstagramでLomo

InstagramというiPhoneアプリがあります。これがロシア製カメラLOMOで撮ったようなフィルター効果があって面白いのです。そこで何点かアップしてみました。普段,何気なく撮った写真が,まるで別な写真に生まれ変わります。
LOMOではもちろん35 mmフィルムを使用しますので,出来具合は現像してみるまではわかりません。こういったことを手軽にしてしまうのが,Instagramです。またツイッターのように気に入った方の写真をフォローすることが可能です。




2010-11-05

修士課程 選抜入学試験 第2期!

現在,北里大学大学院感染制御科学府では修士課程の学生さんを募集ちうです。
ちなみに我々の分子細菌学専攻でも学生さんを募集しておりますので,興味のある方は是非,お願いいたします。


募 集 人 員 若干名
募集専門分野 学府専門分野を参照して下さい 
試   験  別 第2期
受 付 期 間 平成22年 11月 9日(火) ~ 平成22年 11月 30日(火)
試 験 月 日 平成22年 12月 10日(金)
試 験 会 場 感染制御科学府 (白金キャンパス)
選 抜 方 法
 筆記試験「専門科目・外国語」,面接試験及び出願書類等により入学志願者
  の能力・適性等を総合して判断します。
合 格 発 表 平成22年 12月 15日(水)
入学手続締切日 平成23年 1月 12日(水)

くわしくは学府HP

2010-11-04

OROBIANCO vs TUMI

ブリーフケースは,長年,Tumiを愛用してきましたが,今回は趣向を変えてイタリア,オロビアンコのブリーフケースにしました。重さはオロビアンコのほうが軽いのですが,補強されるべきところは,レザーをふんだんに使用しています。一方,Tumiはバリスティックナイロン(現行モデルはさらに強くなっているらしい)と呼ばれる非常に丈夫な繊維で作られています。金具も頑丈で,そのせいか見た目より重いのが難点です。
オロビアンコのブリーフケースはインナーの作りも丁寧で,このへんも気に入ったところです。ただし収納ポケットの使いやすさはTumiのほうに軍配があがります。そこでインナーケースを購入しました。 サンワサプライの製品で13インチのMacBook Airを入れることも可能です。内側ポケットの数もカバンの購入基準にしていたのですが,このケースさえあれば,ポケット数はあまり考えなくても良いことになります。今回のブリーフケースの買い換えでは,インナーケースという世界も知ることができて良かったです。

ブリーフケースは多くの場合,黒系統です。これは王道として今後も変わることがないでしょう。しかし,多くのコンピューターメーカーの電源ケーブル,各種コードも黒系統であり,ブリーフケースに入っていると非常に見にくいのです。特に,照明を落とした学会会場でカバンのなかの黒いケーブル類を探し出すのは苦労します。一方,アップル製品の電源ケーブルやイヤフォンコードなどは白を基調としており,カバンのなかでも視認性が良いのです。おそらくアップルはそこまで考えて,こまごまとしたものは白で統一しているのだと思います。ま,僕の考え過ぎかもしれませんが,そういうことにしておきましょう(笑)。何故なら真のプロダクトは,なんとなくという要素は入り込む余地がないのです。白にした理由があるのです。たぶん。。。



【オロビアンコ】

 【Tumi】

【インナーケース】